ヴァイオリンをはじめとする弦楽器の音色は本当にうつくしい!
うまい人が弾けば。
そんなうつくしい音色を自分でも出してみたくてヴァイオリンを習っている。
まあ、一度も出たことないけれど。
弦楽器に限らず、いわゆるクラシック音楽は、ため息が出るほど美しい旋律の宝庫だ。
「ただ美しいだけの音楽なんてっ」とバカにする人も多いし、「美しさ」も人それぞれだろう。
ボクは凡人だから、大多数の人間が美しいと思う芸術しか理解できない。
ただただ「美しい」−という感情がとめどなく湧き出てくる、そういう平凡にしてエモーショナルな芸術を心の支えにして生きている。
というわけで、これなんかうつくしいよねぇ。
ベートーヴェン ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 作品97 「大公」
もう始めっからうつくしいのだが、とりわけ第3楽章:アンダンテ・カンタービレの、そのまた後半がうつくしい。
涙が出る。
そもそもボク好みの曲は、たいがい演奏記号「アンダンテ・カンタービレ」が付いているので、「アンダンテ・カンタービレ」と聞いただけで涙が出る。