DSC02569.JPG古書店「氷川書房」と4匹のねこの日々

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2011年04月06日

これが古書展だ! 9

3月12日
展覧会2日目。
被災地の惨状が徐々に明らかになる。
重苦しい雰囲気。
交通機関も通常運行には戻らず、お客さんは普段よりかなり少なめ。
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お昼御飯が済んだら「金券(きんけん)処理」の作業。

この「金券」を文章で上手に説明するのはなかなか難しい。
以下、実際よりかなり簡略化して書いてみる。

すでに書いたように、各店の「送り」がお客様別に集められている。
複数の書店に注文したお客様の場合、各店がバラバラに発送すれば送料がかさんでしまう。
だから、それぞれのお客様について受注額が一番多い書店が代表して他店の分も発送することになっている。
他店の分は、預かって持ち帰ることになる。
展覧会の「送り」の代金は後払いが普通である。
なので、自店の分はともかく、他店の分はお客様にかわって、きょう立て替え払いする。
自分のポケットマネーから払ってもいいが、ボクは貧乏人だから手持ちの金がない。
そこで「金券」という現金を伴わない形式上の売上をたてる。
これを「金券を切る」と呼んでいる。
この「金券」の分は今日の現金売上から差し引かれ、その分の現金が他店に支払われる−というシステムだ。

ボクをはじめ経理の苦手な古本屋さんたちが、この仕組みをフツーに運用しているのは奇跡に近い。

当店の送り分
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送りの金額を集計中
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本来は15:00ごろに「おやつ」が出る。
いい大人が別室でお茶を飲んでお菓子を食べる。
ところが今回は地震のどさくさで「おやつ」は流れてしまい、ここで紹介できないのが残念。

16:00
売上計算がはじまる。
売上は一日ごとに計算する。
参加店が2班にわかれ、一班は会場で店番、もう一方は別室で計算。
きのうも計算をしたのだが、地震で浮き足立ってしまい写真を撮るのを忘れた。

計算中
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犬だい好き小野田書房さん計算中
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営業終了後に当番さんがレジの現金を各店の売上高に応じて分ける。
もちろん経費や金券分は差し引く。

17:00
会期終了!
さあ、撤収だ。
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