DSC02569.JPG古書店「氷川書房」と4匹のねこの日々

氷川書房ホームページ
氷川書房:この図録が面白い!


2011年07月01日

あつい!

東京は35℃を超える日も出てきた。

ネコもぐったり。
トム:あつい・・・
DSC02211.JPG

タビちゃん:あついわ・・・
DSC02205.JPG

カンクロウ:ここにあごをのせるとチメタイの。
DSC02212.JPG

コマちゃん:あそぼー!
さすが若ネコ。一匹だけ元気。
DSC02210.JPG

2011年07月04日

うつくしい音楽! 24

ヴァイオリンよりはチェロが好き−って方、結構います。

たしかにヴァイオリンの高音は倍音がビーンと乗って、耳に痛い感じはあります。
そこが魅力なんですけどね・・・

チェロのゆったりとした包容力のある音に惹かれる気持ちはわかります。
いつかチェロも弾いてみたいもんです。

いつだったかチェロの演奏会に行ったとき、アンコールで弾かれた曲。
ラフマニノフの室内楽は珍しい。
でもやっぱりラフマニノフ節、ロマンチックないい曲だなあ。
ピアノの名手ラフマニノフだけあって、ピアノパートが大活躍。
これも隠れた名曲のひとつかも。

ラフマニノフ チェロ・ソナタ ト短調作品19 第3楽章アンダンテ

2011年07月06日

ライバル軟禁中

タビちゃん、予防接種のため病院に行く日。
ケージに軟禁中。
DSC02197.JPG

カンクロウ:おーいタビちゃーん!
DSC02198.JPG

出られないの? かわいそうに。ヘヘヘ・・・
DSC02200.JPG

やがて自分の番もまわってくることを知らずにライバルを刺激してよろこぶカンクロウ。
DSC02198.JPG

2011年07月11日

ますます暑い!

東京は梅雨明けして暑さが増している。
今年も酷暑なのか・・・
うんざり。

ネコもますますグッタリ。
帰宅してみればこのありさま。
DSC02218.JPG

さすがのコマちゃんもバテた。
コマちゃん:ここはチメタイわ。
DSC02217.JPG

トムはテーブルの上でグッタリ。
邪魔だよ。
DSC02216.JPG
普通の家庭ならひっぱたかれてるよ。
ウチはネコに甘いからいいけど・・・

2011年07月15日

言っても聞かない

木製のテーブルはひんやりするので、叱っても叱っても懲りずに寝っ転がる。

さあ、朝食を食べて、新聞を読もう−と思ったらこれだ・・・
DSC02223.JPG

しかもオレの牛乳飲むなよ!
DSC02224.JPG

2011年07月20日

うつくしい音楽! 25

最近はブラームスのピアノ四重奏曲に凝っています。

室内楽ですと、編成の小さな曲のほうがポピュラーな気がします。
ヴァイオリン・ソナタ「春」とか、ピアノ・トリオ「ある偉大なる・・・」とか。
旋律が美しいですからね。

編成が大きくなるにしたがって、わかりにくい−というか、とっつきにくくなっていく気がするのは考えすぎでしょうか?
ボクも最初はヴァイオリン・ソナタに凝り、そのあとはピアノ・トリオをよく聞いていたのですが、最近は編成がひとつ増えました。

もうひとつ増えるとピアノ五重奏(これまた名曲が多いですね)、他に弦楽四重奏、弦楽六重奏などなど、数字が増えて行くにつれてメロディアスな感じよりもシンフォニックな感じが増していく(当たり前か・・・)。
それゆえ、やや取っつきにくくなっていくのかな。

ブラームス ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 作品25 第3楽章アンダンテ



2011年07月22日

うつくしい音楽! 26

7/17付の日本経済新聞に、新訳「カラマーゾフの兄弟」などでおなじみのロシア文学者・亀山郁夫さんがこんなことをお書きになっています。

最近、音楽を聴いて感動することがなくなった。
そのことを知人に話すと、それは、要するに幸せすぎるからだ−という趣旨のことを言われた。
自分は最近、書斎にこもる生活が続き、社会と関わることが少なくなってしまった。

そして、以下原文引用
「音楽がかりにどれほど高貴な美しさを保証してくれるにしても、魂をゆり動かすほどの感動にそれを変えていくには、それこそ何かしら恐ろしく人間臭いものを受け止めようとする持続的な心構えが必要らしい。」

最近はなんでも「ストレス」の一言で片付けてしまいますが、人間だれでも社会生活を送っていれば、満たされぬ思いに苦しむことがあるでしょう。
仕事のこと、お金のこと、健康のこと、男女のこと−などなど

こうした「恐ろしく人間臭い」苦しみがあればこそ、音楽が輝きを放つのだ−ということでしょうかね?

ボクも30歳代も半ばを過ぎてからクラシック音楽を聴くようになりました。
そして最近は特に、つくづく「音楽や美術ってええなあ」と思うようになりました。

ほんらいは「音の羅列」に過ぎない音楽に、うつくしさを感じ取り、身に沁みるような思いを持つようになるには、ある程度の人生経験が必要だった−ってことでしょうか?
ちょっと恰好付けすぎですか・・・

聴くだけでもそうなのだから、音楽を生みだす人たちには、もっと切実に、亀山さんがお書きになっているような動機が必要なのでしょうね。

そういえばブラームスもクララ・シューマンへのかなわぬ想いを生涯抱き続けた人ではありました。

今回もブラームスのピアノ四重奏曲から。

ブラームス ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調Op.60 第3楽章アンダンテ


Powered by さくらのブログ