DSC02569.JPG古書店「氷川書房」と4匹のねこの日々

氷川書房ホームページ
氷川書房:この図録が面白い!


2011年10月04日

うつくしい音楽! 28

正直いうと、わたし、バイオリンファンとか称しているくせに、
バッハの無伴奏パルティータとかソナタとか、はたまた無伴奏チェロ組曲とか、
「弦楽器のバイブル」といわれる曲たちをCDで聴いていると、
決まって居眠りしてしまうのです。

だから、「バッハってつまらねえな」と心の奥底で思ってました。
おっと、こんなことウッカリ口にしたら大変だ。

でも、去年、無伴奏チェロ組曲(ヴィオラ用に音程を上げたものだけど)の一曲を生で聴く機会があり、
「ああ、いい曲だなあ」としみじみ思いまして。
バッハってコンサートホールでじっくり聴くと印象が違うのかな−と。

先日、ついに演奏会でバッハを聴いてきました。
「二つのヴァイオリンのための協奏曲」、有名な曲ですね。
いや、第2楽章のうつくしいこと!
ほんとうにうっとりする美しい旋律ですね。いまだに忘れられません。

第1楽章は、スズキメソッドの生徒が初級の終わりから中級に入るくらいで練習するんですよね。
ボクも早く弾いてみたい。
と同時に、ボクのひどい演奏でこの曲を台無しにするのがコワイ。

J・S・バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043 第2楽章 ラルゴ・マ・ノン・タント

2011年10月06日

うつくしい音楽! 29

知ってる人は知っている、知らない人は知らない−あたりまえか・・・
ジャズを聴く人なら知っているでしょうが、
ジャンゴ・ラインハルトという天才ジャズギタリストがいました。
戦前のヨーロッパに現れたジャズジャイアンツの一人です。

そのジャンゴと組んで仕事をしていたステファン・グラッペリというジャズバイオリニスト、ボクの御贔屓です。

この人の最盛期は戦前のパリ。
いかにも30年代のパリという感じがたまりません。
いまの感覚だと「ジャズ」というのかどうなのか。
「うつくしい」という表現は適当ではないけれど、まぁとにかくシャレている。

いま、こういうヴァイオリンって聴けるのだろうか?
葉加瀬太郎さん? ウーン・・・

2011年10月11日

かくれんぼ

お店にでっかい荷物が届いた
IMG_0001.JPG

どうしてネコって箱を見ると入りたがるのだろう?
IMG_0003_1.JPG

小太郎:えへへ
IMG_0006_1.JPG

新入りくん:??
IMG_0002_2.JPG

新入りくん:なんだか怪しい・・・
IMG_0005_2.JPG

小太郎:わっ!!
IMG_0012.JPG

2011年10月18日

ネコのおもちゃ箱

子ネコ、元気です。
DSC02489.JPG
予防接種も済みました。
ちょっときつめな顔の美ネコになってきた。
名前はまだありません。
里子に出すつもりなので・・・
「メイサ」にでもしときますか・・・

とつぜんですが、わが家のネコのおもちゃ箱
DSC02520.JPG
ここから好きなおもちゃを自分で引っ張り出して勝手に遊んでます。
遊び終わったら片付けてほしいんですが・・・

一番人気は「ひも」
DSC02521.JPG

それから、こんなの
DSC02522.JPG

タビちゃんと子ネコにだけ大人気のアルミホイル玉
DSC02524.JPG
タビちゃんが遊んでいる様子はコチラ
子ネコは、きっとタビちゃんの真似をして覚えたのでしょうね。

このパディントンのぬいぐるみ、中央市(古本屋の業者オークション)で落札してきました。
もともとは青いベストを着ていたのですが、
DSC02523.JPG
カンクロウが脱がしてしまったのです。器用だなぁ
カンクロウったら、エッチ・・・

DSC01440.JPG
カンクロウ:ナヌ?

2011年10月24日

ねこと古本とバイオリン

このブログを初めてちょうど1年となりました。

新入荷本の紹介など交えながら、古本屋の日常や日頃思っていることなどを書き綴ろう。
と同時に、それが商売の一助になればなぁ、と始めたこのブログ。
いつのまにか猫バカのバカッ飼い主日記になってしまいました。

それでも「時々読んでるよ」と声をかけて下さる方もいらっしゃる。
それを励みに続けてきました。

「あなた」への近況報告のつもりで書いています。


ところで、
つい最近、ボクが愛読している猫ブログで知ったのですが、
あのシュバイツァー博士がこんなことを言ったそうです。

人生の艱難辛苦から逃れる道は二つある。それは音楽と 猫だ

えっ! 本当かな? 当ブログにピッタリじゃないですか!
インターネットの世界って、結構いい加減な情報がコピーのコピーで流布したりするからな〜。
原文はどこに載ってるのだろう。
シュバイツァーならドイツ語のはずだけど、ドイツ語で検索しても出てこない。
英文は見つかった。こうだ。
There are two means of refuge from the miseries of life: music and cats.
どの本(講演集? 雑誌? 新聞?)に載っているのかはわからなかった。
まっ、いいか!

そういえば、こんなのもある。

私は自分の家に持っていたい
わけの分った一人の妻と
書物の間を歩きまわる一匹の猫と

(アポリネール 堀口大學訳)

この詩は大佛次郎の随筆で知りました。
残念ながら「わけの分った一人の妻」はいないけれど、
本と音楽とねこと、ボクの生活の大部分を占める三要素がこれでそろったわけです。


この一年間、歴史に残る大災害があり、
個人的にも、楽しいこと、つらいこと、ありまして、
忘れられない一年となりました。
みなさんはいかがでしょう?

まあ、人間生きてれば、いろいろあるけれど、
「ねこと古本とバイオリン」
これだけあれば、なんとかかんとか、やっていけるさ!
IMG_0014_1.JPG
デロ〜ン

2011年10月30日

カンクロウの「ドヤ!」

仲の悪いカンクロウとタビちゃん。
きょうも一触即発。
DSC02543.JPG

両方で威嚇合戦
DSC02547.JPG

いつもおとなしいタビちゃん。
このときばかりは形相が変わる
DSC02544.JPG

子ネコ、母と慕うタビちゃんの常ならざる様子を心配して駆け寄ってくる
「オバチャン ガンバレ!」
DSC02546.JPG

でも、カンクロウはオスで体が大きい。
メスで小柄なタビちゃんにはじめから勝ち目はないのだ

すこしずつ撤退するタビちゃん
DSC02549.JPGDSC02550.JPG

タビちゃんを見送るカンクロウのドヤ顔
DSC02552.JPG
ヤレヤレ、女の子に勝って得意になるなよ・・・・
Powered by さくらのブログ