
ヴァイオリンの弦は、ポピュラーな「ドミナント」というのを使っている。
もちろん、特別なこだわりがあるわけではなく、ただ、ヴァイオリンを買ったときから張ってあったのと、先生が「とりあえずドミナントにしておきなさい」と仰ったから−という消極的な理由。
先日、いろいろなブランドの弦を弾き比べる機会があった。
弦によって、押さえた感触や音に、はっきりと違いがあることを知り、ちょっと驚いた。
たしか7〜8種類弾いたように思うのだが、その中で、とっても押さえやすく感じた弦があった。
スウェーデン製の「クラウン」という弦だ。

きのう、この弦を買ってきた。
さっそく張り替えてみる。
まずは張り方の勉強から。
日頃から、なにかと参考にしているこちらのサイトで。
【動画で解説・バイオリン教室】それでは貼り替え開始!
4本の弦それぞれ色分けされているので、間違えないように・・・

まず、針に糸を通すように、ペグの穴に弦を通して・・・

弦が穴の右にくるように1回巻いて・・・

次は左に・・・

そのままクルクル・・・

ある程度巻いたら、今度はテールピースに「ボール」を引っかけて・・・

よし!

あとはペグを回して巻いていく・・・
ありゃ! 駒に引っかける位置がずれちゃった!

これを直してできあがり。
E線は今のまま残すので、G・D・Aと、これを3回繰り返す。
できたー!
って、ちゃんとできているのかどうかわからん。
来週、先生に見ていただこう

チューナーを使って音程を合わす。これが結構大変。
合ったと思ったら、ペグが動いて音が狂ってしまう。
何度も何度もやりなおす。

弾いてみる。
やっぱり押さえやすい。理由はわからない。
そして「音がでかい!」 明るい感じの音。
まあ、ボク程度の腕前では、音の違いもなにも関係ないけれど・・・
あのとき弾き比べた7〜8種類の弦の中で、この「クラウン」がダントツで安かった。
4本セットで三千円ちょっと。
別に値段で決めたのではなく、あとで値段を聞いて知った。
弓の毛の貼り替えで、代車ならぬ「代弓」を借りたときも、20種類ぐらいの弓を並べられて、
「どれでも好きなのをどうぞ」といわれ、
弾き比べて一番気に入った弓、あとで値段を聞いたら一番安いやつだった・・・
そういえば、ボクの体型にピッタリと合って、似合うと誉められるセーターは「ユニクロ」。
一応、「ジョンスメドレー」なんかも持っているのだけれど・・・
なんとも安上がりなボク・・・
そういえば、子どもの頃は、エビ、カニ、ウニなんかが嫌いで、母から誉められた・・・
妹の好物はウニとイクラだったっけ。
生まれついて安上がりなボク・・・