
バイオリン習うくらいですから、クラシック音楽、よく聴きます。
んで、音楽映画も、わりとよく見るのです。
この映画、東京では去年のゴールデンウィーク頃に渋谷のユーロスペースで公開されていました。
行こうかなぁ〜っと思ってるうちに終了となってしまったのです。
(行こうかなぁ〜っと思っているうちに終了となる映画ばっかりです)
最近、遅ればせながら、ツタヤでDVDを借りてきたのですよ。
ホントは映画館の音響設備で音楽に浸りながら見たかったのですがね!
この映画の内容は、ボクが愛読している
コチラの音楽ブログに、ものすごっく良くまとめられています。
マーラーの伝記映画かと思っていたのですが、そうじゃないんですね。
アルマの不倫に苦悩するマーラーを延々と描く映画なのです。
マーラーの音楽がふんだんに出てくるわけでもありません。
主に流れるのは未完の交響曲10番で、題名の「アダージョ」は10番のアダージョなんですね。
アホなことに、ボクは5番の「アダージェット」と勘違いしてましたヨ・・・
でも、まあ、5番のアダージェットも、4番の3楽章も出てくるし、世紀末ウィーンの雰囲気もよく出てるし、オーストリアの田舎の風景はメチャメチャ美しいし、見て損はないですよ。
まあ、一度見ればたくさんですがね(笑)
ただね、この手の歴史映画では気になるのです。
実人物の年齢と俳優さんの年齢のギャップがね。
マーラーは42歳で、23歳のアルマと結婚します。
クライマックスのアルマの不倫時でも、マーラー50歳くらい、アルマ30歳くらいってわけなんですが。
ふたりとも、どう見てももっと年上にしか見えないんですけどねぇ。
特にマーラー、あと2年半で50歳になるボクとしてはショックです。

オレはこんな年寄りぢゃねぇ〜(涙)
いや、もしかすると、他人からは、こんなふうに見えるのかも知れない(ガックリ)
なにかの映画で見たビートたけしの土方歳三なんて、絶対ゆるせないです!
一昨年の大河ドラマの、近藤正臣の山内容堂も絶対おかしいです!
ともに実人物は30歳代なんですよっ(怒)
というわけで、きょうはおわり。