DSC02569.JPG古書店「氷川書房」と4匹のねこの日々

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2012年03月22日

ミキちゃんの思い出

以前からの読者の方は、去年あたり、ときどき当店ブログに登場していた白地に茶色の模様のネコを覚えておられるかもしれない。

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http://info1.hikawashobo.jp/article/48426943.html

カンクロウやタビちゃんなど自宅の5ネコは、動けないほど弱っているところを保護したので、
いきなり家の中に入れて、すぐに去勢・避妊手術をして「家ネコ」になった。

小太郎は元気なノラネコだったので、当初は半分ノラ。
当店での暮らし半分、外暮らし半分だった。
その頃、小太郎が連れてきたのが、このネコだった。

ノラネコが、仲良しさんや子分を自分のエサ場に連れてくる−という話はよく聞く。
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やがて小太郎は人間に慣れ、家のなかで暮らせるようになった。
そこで、去勢手術して「店ネコ」になった。
小太郎の子分(?)も、だんだん「半ノラ」な感じになり、
店に泊まったりもした。
もう少し慣れたら去勢手術して、2番目の店ネコにしようと思っていた。


ひそかに「ミキちゃん」という名前も用意していた。

ミキちゃんは、体はデカイが気が弱いというか情けないというか、
よく小太郎にひっぱたかれていた。
そして
フニャ〜
と情けない声で鳴いた。
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いつも悲しいような、困ったような顔をしてたっけ。
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去年の12月30日、仕入れたばかりの本にオシッコをかけたので、
かなり厳しく叱った。
それが恐かったのか、外へ出て行ってしまった。
その後、年初にかけて、何度か帰ってきたような記憶もあるのだが、
いつしか姿を見せなくなってしまった。

1月頃から、ネコは発情期に入る。
去勢していないオスネコは、ジッとしていられず、普段の行動範囲を大きく逸脱することがあるという。
他のネコの縄張りに入ってケンカとなり怪我をしたり、車にひかれて無惨な姿となったりもする。
去勢していないオスネコを家に閉じこめておくのは難しい。

ちょうど、そんな時期と重なったこともある。
本にオシッコしたのも、発情期ゆえの自己主張「マーキング」だったかもしれない。

もうすぐ4月。
今年は長かった冬が、ようやく終わるようだ。

新しい季節の始まり。
そんなときに、ふと、ミキちゃんを思い出す。
どこかで元気でいてくれるといいのだけれど・・・
もしかすると・・・

だんだん薄れていく記憶。
ボクが忘れてしまったら、このネコは誰の記憶にも残らないかも知れない
そう思うと、なんだか、とっても切なくて。。。
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オセワニナリマシタ

怒ってゴメンね。
ミキちゃんがいないとさびしいよ。

いつでも帰っておいで。
いつまでも待ってるからね。
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