DSC02569.JPG古書店「氷川書房」と4匹のねこの日々

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氷川書房:この図録が面白い!


2012年12月02日

こんどのベッドはお気に入り!

小太郎には、いままでさまざまな「愛情手作りベッド」を与えてきたのだが、どれも気に入らなかった。
2012/10/10
なにも そこじゃなくても いいんじゃ寝

東京も急に寒くなってきた。
当店でも暖房を使い始めた。
でも夜間はもちろん、暖房を切る。
お店の床はコンクリート直貼りなので冷える。
しんのすけの風邪がぶりかえすのを怖れて、ついに市販のネコベッドを買ってみた。
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お〜い小太郎、新しいベッドどう?

小太郎:お〜、やわらかいねコレ
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小太郎:いいねいいね いー感じだね
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すっかり気に入った小太郎。
ひがな一日、ここでゴロゴロしている。
ボクの愛情は工業製品に負けた・・・
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しんのすけ:ボクもボクも。よいしょよいしょ
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小太郎:せっ、せまい・・・
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2012年12月04日

なにも そこじゃなくても いいんじゃ寝 part2

せっかくベッドを買ったのに、しんのすけはあまり使わない。

で、こんな邪魔なところでばかり寝たがる
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キーボードのうえで寝るな〜!
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あ〜あ。こんなになっちゃって・・・
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しかし、変換候補が3つも出るのがすごい・・・

熟睡すな〜!
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な、なんと、画面いっぱいのスマイルだ。。。
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しんちゃん恐るべし(^_^)

2012年12月10日

しんのすけを探せ!

しんちゃんがいない!

しんちゃーん!
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しんちゃーん!
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小太郎、しんちゃん知らない?

小太郎:あそこにいるじゃん
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ん?!
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あんな天井ちかくに・・・
どうやって登った?☆△★#??
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2012年12月15日

ベッドの変遷

先日買い与えたベッド、小太郎はとても気に入った様子。
毎日ゴロゴロしている。

せまいよー
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ボクもうれしくなり、今度はこんなのを買ってみた。

かまくら風
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ウ〜ン・・・ なんかイマイチ。。。
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小太郎:
しんのすけ、おまえ使っていいよ。
オレは前のベッドのほうがいいや。
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しんのすけ:ボク、小太郎おじさんと一緒に寝るの!
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結局、「かまくら」は使わない・・・
ネコって、ホントよくわかんない・・・

というわけで、今度は、二匹で寝てもせまくないタイプを購入。
(実は犬用ベッド)
ってゆうか、完全にネコに振り回されているオレ。。。

お〜、ひろい。
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ふかふかだ〜
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二匹で寝てもだいじょうぶ!
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きょうも仲良し
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めでたしめでたし

2012年12月18日

ベッドの変遷 最終章

あれっ?
せっかく買った新しいベッドに誰もいない・・・
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こっちにもいない・・・
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もしかして・・・

やっぱり・・・
一番最初のベッドに戻ってる・・・
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狭くてはみだしてるじゃん。
それでもこのベッドがいいのか・・・

ガックリ・・・
ネコってヤツは・・・ホントに。。。

ボクたちなかよし〜
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2012年12月29日

文章を書く、ということ

きょうもなかよし。げんきで〜す
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2012年も終わりですね。

気が付けば、氷川書房日記「ねこと古本とバイオリン」、2年以上が過ぎました。

はじめは河野さんみたいに、一古本屋の生活と意見 って感じのブログにしつつ、
展覧会や新入荷情報なんかを盛り込んで、商売に役立てたい−と思って始めたのです。

でも、書いてるうちに、どんどんアホな猫ブログになってしまって・・・
結局、このほうがボクの性に合ってたみたいです。

古本屋でブログ立ち上げた人はいっぱいいるけど、曲がりなりにも何年も続いているのはウチと河野さんぐらいではないかしら?
ほとんどの人はツイッターに移行しちゃいましたね。


ことしは私個人にとっては忘れがたい年でした。
多くの同業者同様、商売の先行きに悩み、そして、私生活では独り身に戻り。
そんなこんなで気持ちが沈みがちで・・・

誰にも必要とされない人間が
誰にも読まれないブログなんか書き続けることに何の意味があるのか?

な〜んて、ダウナーな人にありがちな気持ちになって。

氷川書房日記:ねこと古本とバイオリン もう更新しないことにしようか、と迷っていた時期もあるのです。


でも、気付いたのです。
「文章を書くのは楽しいことなんだ」って

文章を書くって行為は、自分と向き合うことです−
と言ったら月並みすぎるかしら?

頭の中にあることを、そのまま文字にしたら、意味不明になってしまいます。

ウチのブログみたいにくだらない内容でも、
文章を書くには、自問自答しながら、ちょうど彫刻を作るように、自分の考え・思いを形にしていかなければならない。
枝葉を切り、取捨選択をしていかなければならない。
木なんかを彫り削る彫像というよりは、粘土を付け足したりそぎ落とししたりする塑像づくりのイメージかな。
そうして、自分の思いを形にしていく。その過程で「自分が思っていたのはこういうことだったのか」と、あらためて気づいたり。

それが自分と向き合うって事だと思うのです。

そこが、瞬間に思ったことをポッとつぶやくツイッターと違うところじゃないでしょうか。

文章も数ある表現手段の一つですから、ある時は画像にキャプションをつけてみたり、下手なイラストを中心に据えてみたり。
いろいろやってみる。
ボクはそれが楽しいんです。

ブログなんか書いていると「文章書き慣れてる」と思われて、知人から挨拶文だの案内文だの、いわゆる実用文を頼まれることが結構あります。
それとて、発注者がどんな文章を望んでいるのか推測しながら、できるだけ発注者の思い描いてる事を文字で表せるよう頑張ってみる−
それって、結局は自分の「思い」を文字化する作業なのです。

こんなビッグネームを引き合いに出すのは僭越すぎるかもしれないけど、
清少納言だって、吉田兼好だって、鴨長明だって、人に見せるために文章を書いていたのではありません。
ま、当時はマスメディアもないから、人に見せたくとも見せられなかったけれど。
夏目漱石も、高浜虚子(だったかな?)に宛てた手紙で、「吾輩は猫である」は神経衰弱の治療のために書いてるんだ、というようなことを言っている。

きっと黙々と自分と対話していたんです。彼らも。


これでいい。
楽しいから書いている。
それで十分。

もしよろしかったら、来年も、たまにはのぞいてやって下さい。
では、よいお年を!

しんのすけ:ま、あまり考えこまずにコーヒーでも飲みなよ。おとーさん。
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