
3月7日未明、小太郎は息を引き取りました。
深夜ゆえ看取ることはできず、朝、店に出勤すると、すでに冷たくなっていました。

コマちゃんの時と同様に共同火葬・共同埋葬で、業者の方に遺体をお渡して永遠の別れとなりました。
病気に気付いたのは2013年の夏。
3年半に及ぶ長い長い闘病生活でした。
症状からみて、慢性腎不全に甲状腺機能亢進症を併発していたと思います。
2015年の春からは、抵抗力の低下に伴って感染症にも罹り、病院で抗生物質を投与すると良くなるが、しばらくすると再発−の繰り返しでした。
甲状腺機能亢進症は、最近増えている病気だと聞きます。
食べても食べても満足せず、ウノのごはんまで横取りしてしまう。
それでもどんどん痩せていく。なかなか苦心しました。
粗相も多く、売り物の本をダメにしてしまったことも何度もありました。
医療は最小限にとどめましたが、それでも、他のネコたちに比べ、ダントツで「手間とお金と心配」が掛かりました。
小太郎自身も苦しいことが多かった思います。それでも、おおむね穏やかな晩年を過ごしてくれたのではないか−と、なかば願望ですが、そう思っています。


小太郎がいなくなってみると、正直言って、すこしホッとする部分もあります。
ですが、それ以上に、ポッカリと大きな空白ができたような寂しさでいっぱいです。
性格のおだやかな優しいネコで、ワタシが拾ってきた子猫2匹の面倒をよくみてくれました。


2012年10月 いまはなき「しんのすけ」と


2013年10月 ウノと
小太郎の死を悲しんで下さるかたが何人もいて、お花もいくつか贈られました。
小太郎は、いろんな人を癒していたんだな。
大したもんだね。小太郎。
小太郎。
長い間よくがんばったね。
ホントはもう少し生きてほしかったよ。。。。
7年間、氷川書房の看板ネコを務めてくれてありがとう。
新入り子猫たちの面倒をみてくれてありがとう。
そしてなによりも
氷川書房に来てくれて本当にありがとうじゃあね
最後に
ボクがお気に入りの小太郎の秘蔵動画、もしよろしかったら一度見てやってください。
(音声とともにね!)