DSC02569.JPG古書店「氷川書房」と4匹のねこの日々

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2021年12月13日

さよなら、カンちゃん

カンクロウは12月8日の朝、息を引き取りました。
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もともと猫の宿命の病である腎臓病だったと思います。
でも、これといった変化もなく何年も過ぎていきました。

ところが11月のなかば頃からでしょうか、
寝てばかりいるようになり、心配していました。

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11月29日

12月に入るとご飯をまったく食べなくなり、食べやすい缶詰に切り替えたのですが、それも数日で食べなくなり。
最後の数日はチュールを無理に食べさせていたのですが・・・

12月7日の朝には立ち上がることもできなくなりました。
撫でながら声をかけると返事をしてくれました。
それが、カンちゃんの声を聞いた最後となりました。

8日の早朝、目を覚ました私はボヤーッと、私の横に寝かしているカンちゃんを見ていました。
カンちゃんは突然大きな呼吸を2,3回した後、動かなくなりました。
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カンちゃんを我が家に連れ帰ったのは2008年12月28日。
その不思議な顛末は10年前に書いたことがあります。

カンクロウの来た日 その1

カンクロウの来た日 その2

冷たくなったカンちゃんを段ボール箱に横たえ、背中を撫でると、痩せて浮き出した背骨が手にゴツゴツと当たります。

すると突然、あの日のことを思い出しました。

2008年12月28日、衰弱したカンちゃんを抱いて自宅マンションに戻りました。
なにかの伝染病で衰弱しているのかもしれないから、タビちゃんたち先住猫に接触させるわけにはいかない。
すぐに段ボール箱に寝かせて隔離しました。
撫でてやると、痩せこけて毛艶はなく、背骨がゴツゴツしていた。
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13年前のカンちゃん

まる13年の時を経て、またあの日に返ったのだね。

人間もそうだけれど、最後は元の姿に戻っていくんだ。

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カンちゃんと仲良しだったメイちゃんは、最期の日々、ずっとカンちゃんに寄り添っていました。
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息を引き取ってからも、何度も様子をうかがっていました。
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メイちゃん、カンちゃんを気遣ってくれてありがとう。
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このブログに何回も書いたことだけれど、
私は「この野良猫を助けてやらなければ」と思って連れ帰り、それで「助けてやった」つもりになっていました。
でも、そうじゃない
ネコたちがオレを助けに来てくれたのだ。

カンちゃんよ、オレのところに来てくれてありがとうな。

13年間、オレに付き合ってくれてありがとう。

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サヨナラ

2021年10月04日

カンちゃんタビちゃんメイちゃんウノ君よ

ウチのネコたちにこの動画を毎日見せたい

2021年05月24日

小太郎のベッド

今朝は3匹揃って私のベッドでまったりと。
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いっぽう、ウノ君は窓際でまったりと
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きょうも平和だな

そうそう、ベッドといえば、今は亡き小太郎が事務所で使っていた大型ベッド
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小太郎が亡くなってから4年間ずっとそのままになっていたのですが、先日、自宅マンションに持ってきました。

持ってくるやいなやカンちゃんが占拠
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と思ったらタビちゃん乱入
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ちょっと揉めてます

まあ、みんな気に入ったようで良かった良かった

2021年05月09日

タビちゃんが来た日

今日、東京は28℃と夏のような暑さ。
でも湿度が低めなので日陰に入れば気持ち良いのが5月らしい。

5月はいいですね。緑あざやかで。
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今朝の我が家の窓からの景色です。

タビちゃんは陽を浴びて気持ちよさそう。
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タビちゃんも年を取ってきたのか、寝て過ごす時間が増えたような。
以前はそうでもなかったのだが、最近は私の膝に乗りたがります。
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なんだか子猫に戻りつつあるような印象。

2008年5月10日、ゴールデンウィーク明けの土曜日。
この日は夜になって土砂降りの雨となりました。

私が仕事から帰ってくると、マンションのゴミ捨て場で、小さな庇の下の雨に当たらない僅かばかりのスペースに体を縮めてうずくまっていたのがタビちゃんでした。

4月に入った頃、近所に突然あらわれたノラ猫で、捨て猫なのか迷子なのか、いずれにしても体がきれいなので元は飼い猫だったのだと思いますが、なんとなく気にはなっていたのです。

その夜、雨に打たれる姿が可哀想でそのまま抱き上げて家に連れ帰ったのでした。
今から思えば、知らない人間に突然抱きかかえられて、よく抵抗しなかったな−と不思議なのですが。

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ウチに来て一ヶ月ほど経った頃。

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この頃はおもちゃで遊んだり活発だった。

あの日から丸13年経ちました。
この間、タビちゃんと過ごさなかった日は一日もありません。
引っ越した時も一緒だったし、私が二泊以上の旅行に行ったことは13年間一度もないので。

思えば私の人生のなかでタビちゃんと共にした時間は両親の次に長いのだな。

タビちゃんと過ごす日々はあと何年残っているかしら。
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少しでも長く続きますように

2021年04月06日

ゲロッパ!

ネコ飼いの人ならよくご存知でしょうけれど、
ネコって、ときどき食べた物を吐きます。

話かわって
最近愛用のスリッパ
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色がいいでしょ?
模様は刺繍なんですよ!

ある夜、帰宅したら
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ゲロッ!

なんでよりによってスリッパの中に・・・・
私のスリッパが臭かったですか・・・・

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グー

2021年03月20日

待ち伏せ攻撃失敗

ウノくんが「角っこ」に隠れて何を待ち受けているかというと
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向こうから歩いてくるカンちゃんですね
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ここで一発、不意打ちパンチをお見舞いしようという算段
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カンちゃんはとっくに気が付いていて
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よけて歩いて行きましたとさ
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2021年02月23日

今年もあの子たちに会いに

2月12日はコマちゃんの
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3月7日は小太郎の命日です。
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今年も2匹まとめてお墓参りしてきました。

お墓といっても合同慰霊碑なのですが
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観音さまが仰々しい。ちょっと恥ずかしいですな。

この井戸みたいな構造物のなかにお骨が入っている
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可愛がられて惜しまれつつ亡くなった子や、道端で人知れず亡くなった子、学校で飼われていた子、生きることを許されず殺処分された子、いろいろな人生ならぬ犬生・猫生がここに詰まっています。

お花がいっぱい手向けられている。
私もコマちゃん・小太郎、そのほかの子たちにも花を供えてきました。
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みんなありがとうな。

周囲はこんな竹藪で静かな環境。
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在日米軍の管理地だとか。だから開発されずに静かなままなんだね。

お参りの後、すぐ近くの浅間山公園を散歩するのがお決まりのコース

いいお天気だが人も少なく静かで鳥の声だけが聞こえている
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どこの山にハイキングに来たんだかって感じですが

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すぐ下まで府中の市街地が迫っている。
市街地のど真ん中に異界が出現したみたい。ちょっぴり不思議な感覚です。

浅間山公園を歩いて行くと、そのまま広大な多磨霊園に入る。
ここもお彼岸以外は静かで広々しています。

この1年に1回の散歩コース、近年のお気に入りで毎年楽しみにしています。
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